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 歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士 など 歯科界には国家試験資格を有せずして

就業できない職種があります。

歯科界隈の不人気か少子高齢者の影響なのか、現在はどの職種も人材不足が言われて

います。

中でも歯科技工士の不足は最も深刻で、喫緊の課題とされています。

AIやロボットに置き換わる他の職種が多い中、歯科界でも多くのAIやロボットが活躍しています。ただ、熟練の歯科技工士にしか作れない物が多数あり今や技工士は貴重な職業です。

 しかしながら兵庫県には歯科技工士を養成する教育機関がなく、大阪府が最寄りとなり、それも歯科技工士の減少の一つなのかもしれません。

以下読売新聞の記事です。

なり手不足と高齢化、歯科技工士不足で今後「入れ歯難民」の発生も…製作期間もますます長期化       読売新聞オンライン

入れ歯や歯の詰め物を作る歯科技工士の不足が千葉県内で深刻化している。人口10万人あたりの就業者数は全国ワースト2位で、近年はなり手不足と高齢化による廃業が進んでいる。入れ歯などの製作期間が長期化し、口腔(こうくう)ケアに悪影響を及ぼす恐れがあり、関係団体は国に対応を求めている。(河津真行) 

 歯科医師免許を持つ鷲見隆仁県議(自民党)は県議会9月定例会で、「県内で歯科技工士不足が深刻な状態にある」と指摘。県の山口敏弘・保健医療担当部長は「人口あたりの就業者数が全国平均を大幅に下回る厳しい状況」との認識を示した。  

 砂川さんは「歯科技工士を増やすには、若者にとって『なりたい職業』にすることが重要。国には公定価格を上げると同時に、臨床に関わる業務の幅を広げ、歯科技工士が医療人としてのやりがいを持てるようにしてほしい」と訴えている。  

 

  

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