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僕は基本的に下戸なんでお酒は飲みません。飲めません。

ビールなんて苦くて仕方ないし、ワインなんて渋くて不味いとしか思いません。

ご飯の時に飲むのは牛乳です。45年くらい前からこれは変わっていません(笑)

夏の暑い日に飲みたくなるのは、水かお茶か炭酸飲料です。

けど子供の頃からコーラを飲むと歯が溶けるよ!って言われました。

確かにコーラを飲んでる時って、歯がギシギシ言うでしょ?

ツルツルした感じじゃなくなりませんか?僕はそうなんです。

で、今日の記事はそんな炭酸飲料についての記事。

 

 

 

以下記事です。 ↓  ↓

「コーラを飲むと歯が溶ける説」の真相

炭酸飲料が人間に与える悪影響

ハンク・グリーン氏:人間は、炭酸飲料が大好きです。シュワシュワと舌の上で弾け、かすかに刺すようなピリッとした感覚を与えてくれるドリンクの泡立ちは、爽快ですよね。しかし、ガツンと悪影響を与えてくることもあるのです。

 

 

炭酸飲料を製造するには、液体を極冷温にまで冷やして、高圧下で二酸化炭素を飽和させます。こうして液体に二酸化炭素が溶けると、炭酸が発生します。

 

 

インターネットでは、炭酸は歯のエナメル質を溶かし腎臓結石を起こすなどと、まことしやかに語られています。どちらも恐ろしげな話ですよね。実際には、どちらも炭酸ガス飽和や炭酸が原因ではありません。炭酸水に入っている物とは、まったく別の酸が犯人です。その正体は「リン酸」です。

 

 

リン酸は、無色無臭の酸で、ミネラルの一種、リンが原料です。リン酸は、酸味をつけることにより、大量に添加されている砂糖の甘みとのバランスを取るため、黒色のコーラに添加されます。糖分を含む物に繁殖しがちな菌やカビを防ぐ役割もあります。リン酸は、コーラに入っていて決して良いものではありません。

 

 

「リン」は、総体的に見て悪いものではありません。むしろ、人体の健康には必須の大切なミネラルです。リンは、健康な歯や強い骨を保ち、腎臓の機能の維持、エネルギーの貯蓄などさまざまな働きをします。DNAやRNAにも含まれます。

しかし、過剰なリンは問題となります。特に、人工添加物として食品や飲料に添加される場合がそうです。食品にはもともと天然のリンが豊富に含まれています。人体は、こうしたオーガニックなリンのごく一部を吸収します。

 

 

ところが、人体は人工的に食品や飲料に添加されたリンは100パーセント吸収してしまうのです。コーラに添加されたリン酸などは、まさにこれです。これらは体内で過剰な量に達し、さまざまな弊害をもたらします。

例えば、リン酸は腎臓結石を引き起こすと考えられています。腎臓結石の原因として一番多いのはシュウ酸カルシウムですが、研究によれば、リン酸が尿の成分を変化させ、尿中のシュウ酸カルシウムが増加することがわかっています。この余剰なシュウ酸カルシウムが膀胱内で結晶化し、腎臓結石を引き起こすのです。さらにリン酸は、歯にも害を与えます。酸であるため、歯のエナメル層を浸食するのです。

 

 

この2つの症状は、どちらも炭酸水に含有された炭酸のせいだと思っている人が多いのですが、炭酸はリン酸に比べて非常に弱いものです。とはいえ、酸は酸です。ある研究では、ミネラル炭酸水は、一般的な水よりも歯のエナメル質を溶かしやすいことがわかりました。しかし、ミネラル炭酸水は糖分とリン酸を含有しない上に、その他ミネラルが含まれているため、ソフトドリンクの100倍はましです。また炭酸水はリン酸を含まないため、腎臓結石のリスク増加もありません。

ところで、この情報から、コーラはなにがなんでも決して飲んではいけないなどと考えないでくださいね。よく医者が言うように、何事も節度が大切です。いずれにせよ、炭酸水を悪者と決めつけるのはやめましょう。

 

 

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