院長ブログ院長ブログ

 たしかこの前歯は昔は綺麗に並んでたのに、年取ると段々とデコボコになってきてる気が

するんだけど・・。なんて相談を時々受けます。

それは、成長というか経年変化とかいうか...体系が変わった、髪が薄くなった、

小さい字が見えにくくなっただとか、

生きてれば体に変化が起こるのは当たり前の事だと思うんですよね。

けど、歯は自分自身ではどうしよう対処ができないのは事実です。

せめてが予防できればと思われることでしょう。

そこで今日ご紹介する記事はそんな歯の移動に関する記事です。

 

年々歯並びが悪くなる!?意外と知らない歯が動く原因と解決法

[記事提供:ホワイトホワイトビューティー(https://whitebeauty.tokyo/)]

皆さんは、だんだん歯並びが変わってきたような気がしたことはありませんか?実は、歯並びが徐々に変わるのは気のせいではないんです。

歯並びは様々な原因によって変化することがあり、せっかくキレイに整った歯並びでも時間が経つと前に出たりガタついてしまうことがあります。

今回は、将来的に後悔しないために知っておきたい歯が動く原因と解決法について解説したいと思います。

歯が動く原因

 

歯が動いて歯並びが悪くなる原因は、大きく分けて5つあります。

1.親知らずがある
親知らずはが生えている場合や、親知らずが骨に埋まっている場合、奥から歯を押して動かすことがあります。

親知らずが原因で前歯が前に出たり、歯並びがガタつくことがあります。

2.歯ぎしりをしている
人の噛む力は、最大157キログラムに及ぶと言われています。

特に夜寝ている間は持続的に大きな力が加わるため、歯が動く原因となります。

3.歯並びのバランスによって噛み合わせが均等でない

歯並びのバランスが不均等であったり噛み合わせが強い場所があると、そこに大きな負荷がかかり歯の動く原因となります。

また、噛み合わせは時間と共に変化するため、気づかないうちに一部の歯に大きな負担を与えている場合も少なくありません。

4.歯周病によって骨が退縮している
歯周病によって歯の土台となっている顎の骨が溶けて減ると、歯はより動きやすくなります。

歯周病と強い噛み合わせが重なると、歯並びが大きく変化する原因につながります。

5.歯の矯正を中断した
歯の矯正治療を途中で中断して保定処置がされていないと、歯並びが後戻りしてしまう原因となります。

また、矯正治療を中断したことで部分的にお口の中にスペースがある場合も、歯が動いて歯並びが悪くなる恐れがあります。

年々悪くなる歯並びを食い止めるためにできること

 

 

歯並びが悪くなることで口もとの審美的な問題はもちろん、虫歯や歯周病のリスクが高まったり、顎の痛みや肩こりを引き起こす顎関節症の発症原因にもつながります。

また、歯並びのバランスが崩れることによってまわりの歯に過度な負担がかかり、歯が割れたり折れたりしてしまうことも少なくありません。

歯並びの悪化を食い止める方法をご紹介します。

1.矯正治療を受ける
歯並びの悪化を食い止める一番の方法は、矯正治療を受けることです。

歯の位置や噛み合わせを理想的な状態に近づけることで、歯が余分なスペースに移動したり傾くことをある程度防ぐことができます。

2.親知らずがある場合は抜歯する
親知らずが手前の歯を押している場合、親知らずを抜くことで歯が動くリスクを減らすことができます。

3.矯正をした歯は保定する

矯正後は歯が動いて元の歯並びに戻ろうとする傾向にあります。

矯正後は一定期間保定して歯が動かないようにする必要があります。

4.歯周病の治療をする
歯周病によって歯が動きやすい環境を作りにくくするために、歯周病の進行を止める必要があります。

定期的に歯医者さんでのクリーニングや毎日の的確な歯磨きで歯周病の進行を抑えることが大切です。

5.噛み合わせのバランスを整える
噛み合わせのバランスが不均等な場合、噛み合わせの調整が必要です。

歯医者さんでの咬合調整やマウスピースの作製によって噛み合わせを調整するようにしましょう。

これらの方法を実践することで、ある程度は歯の動きを止めることができます。

ただし、人の歯は時間が経過するにつれて多少は動くようにできています。

矯正治療を行い理想的な歯並び・噛み合わせにしても、放置しておくと噛み合わせが変わってきます。矯正治療後は必ず定期健診を受け、噛み合わせをチェックしてもらうようにしましょう。

今回は、意外と知らない歯が年々動く原因と治療法についてご紹介しました。

セラミック治療後や矯正治療後も歯は多少動くため、しっかりと定期健診を受けて噛み合わせを歯医者さんに確認してもらい美しく健康な口もとを長くキープすることが大切です。

また、歯並びが悪いまま放置するとほかの歯に負担をかけたり、顎関節症の原因にもつながります。

 

 

Calendar Loading