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携帯端末でLINEニュースや誰かが書いたコラムを見てると歯科関連の記事がたくさん

出てきます。

どちらかと言えば的外れでアンチテーゼな内容の記事が多い中、

歯科関係者寄りの記事もたまーにあります。

今日はそんな僕らには優しい記事を見つけましたので紹介します(´・ω・`)

最低限守るべき歯科の受診マナー(2019.07.06)

 

歯科受診マナー

歯科医院といえば、幼い頃、あの「キーン」という歯を削る独特の音に恐怖心を感じていたことを思い出すものだ。

その印象から、なんとなく歯科医院にはネガティブなイメージを持ってしまう人も多いだろう。

しかし、マナーを守れば気持ち良く受診することができるはずだ。

歯科医師も歯科助手に迷惑をかけず、しかるべき施術を行ってもらえるよう、歯科医院でのマナーをチェックしておこう。

■歯科受診時の基本マナー

 歯科医院を受診する際は、自分の歯の具合や、歯科への潜在的な恐怖などでいっぱいっぱいかもしれないが、最低限のマナーは守るべき。

患者といえども、その点、わきまえておきたい。

まずは歯科医院の受診時の基本マナーから確認していこう。

◎必ず歯磨きをしてから行く

仕事の帰りであっても、歯磨きは最低限のマナーである。

歯が汚れていると正確な診断がしづらく、治療にも支障が出るといわれている。

当日のランチメニューには、にんにくやネギなどの臭いの強いものは控えるのもマナーといえる。

◎予約時間は必ず守る

ほとんどの場合、歯科は予約制をとっている。

遅刻、ドタキャン、無断キャンセル、予約なしで行くなどはNG。

予約をしたら必ずその時間に行こう。

◎治療中は歯科医師の指示の下、動かない

突然頭を動かすなどは、治療の妨げになるだけでなく、口腔内を傷つけるリスクもある。

大人しく歯科医師の指示に従って、動かないようにしよう。

◎30分はものを食べない、入浴は控えるなどの指示を守る

施された歯科治療によっては、ものを30分は食べないように、当日の入浴は控えるようになどの指示がある場合がある。

必ず守るようにしよう。

◎通院の必要がある場合、間を開けずに通う

もし1回で終わらず、数回通院する必要が出てきた場合は、その回数は必ず守ってしっかりと最後まで治療しよう。

どうしても仕事で忙しく、日程通り通えない場合も、歯科医師に相談して調整したい。

◎症状から勝手に治療法を決めつけて歯科医に強要しない

歯科受診の前に、勝手に自分の症状を決めつけ、事前にネットなどで治療法を限定するのはNG。

歯科医師はその場で正しい診断をし、その診断に応じて治療法を決めて、歯科の方針通りに治療を行う。

事前に調べたとしても、歯科医院への受診の際には、基本的に歯科医師の指示に従い、疑問点はその都度解消して、納得のいく治療を行ってもらおう。

■歯科医に聞く!意外と気づかない患者が知っておくべきマナーとは?

歯科受診マナー

中には、患者が盲点になりがちなNGマナーもある。

そこで、歯科医師の方へ直接、特に重要なことや、意外と知らないマナーについて聞いてみた。

今回うかがったのは、神奈川県横浜市・中川駅前歯科クリニックの二宮威重先生だ。

「やはり、“予約時間を守る”ことはぜひお願いしたいことです。

ほとんどの歯科医院は予約制のため、予約の時間に遅れると、診療時間が延び、それ以降の患者様の診療も遅れてしまうことになり、多くの患者様に迷惑をかけてしまいます。

また、患者様ご本人も十分な診療時間が確保できず、予定通りに治療が進まないことがあります。

また、急な歯のお痛みでも予約を取っていただいたほうがありがたいです。

予約を取っていただくと、その日のうちでも比較的空いている時間に診させていただくことができ、診察までにお待たせしないほか、十分な診療時間が確保できます」

その他にも、意外と患者にとって気づかないNGマナーもあるようだ。

「携帯電話やスマートフォンの電源は、診療前に切っておいたほうが良いでしょう。

治療中に携帯電話が鳴ると、消すことができず、音が鳴りっぱなしになることがあります。

周囲の患者さんに迷惑がかかりますので、診療前に電源を切るのをおすすめします。

やむ得ない場合は事前に理由を伝えて断っておきましょう。

最近、歯型を取る準備をしている間や、レントゲン写真撮影の準備をしている間など、ちょっとした時間にスマートフォンを使用している患者様がしばしばいらっしゃいます。

診療の妨げになりますので、診療中は使用を控えるようにしたほうがいいでしょう」

女性については、次のようなことにも気遣いをしたい。

「口紅は落として、厚化粧は避けるようにするのをおすすめします。

治療中は口唇や顔に歯科医療従事者の手が触れます。

口紅を落とさないと、顔に口紅がつくほか、デンタルミラーに口紅がついて見にくくなり診療の妨げとなることもあります。

事前にティシュなどで拭き取っておくのが良いでしょう。

抜歯のときなど、歯科医師は患者様の表情、顔色などを見ながら慎重に治療を進めています。

あまりにも厚化粧ですと表情の変化が分かりにくく、重大な事故につながることもあるので気を付けましょう」

歯科医師は自分の気づかないところで患者の動きを見ているもの。

安全、かつ、気持ち良く診療が受けられるよう、これらのことはわきまえておきたいものだ。

 

 

 

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